2006/12/10

自分も女子校の生徒になっちゃったよ!

●エコール/ルシール・アザリロヴィック監督(2006)Innocence

かなりの衝撃の体験!◆監督はギャスパー・ノエの奥さま◆前作の「ミミ」を観た時に、あまりの不幸な物語さに、もうこの監督の映画を観るのは止めよう、と思ったのですが、なんとなく怖いもの観たさで。。。◆そんな期待(!)を裏切る全編メルヘンな作りにマジびっくり!◆抑圧された環境の居心地悪さとほんの少しの救いしかない学校生活から、自由を手に入れた時の開放感と不安さの対比がスゴい!◆そしてあのラストシーンを思いきり描くために、所謂エンドロールを冒頭に持ってきたのだ!◆物語とかナゾ解きという視点で観ちゃうと辛いけど、ある意味女子校生活を覗き見していたら、自分も女子校の生徒になっちゃったよ!なんていうホントに不思議な体験を味わえる!◆大槻ケンヂのコメント「これは、大変な、カルト映画史的に、エポックメーキングとなりうる、とんでもない一本という気がする」という評もうなずける!◆奥田瑛二のコメント「自分もこういう作品を作りたい。」というのは、ちょっとどうかと。。。◆原題は「innocence」◆ワタシならそのまま「純粋無垢」というタイトルにするなー。◆何故ならルシール・アザリロヴィックの「学校」だと、ちょっと構えちゃうから。

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2006/02/09

アレックス/ギャスパー・ノエ監督(2004)

tournageirrev1(1)エンドクレジットから始まって時間を逆行していく構成だとか、レイプシーンや暴力シーンが壮絶だとか、そんな手法やディテールより伝えたいメッセージがしっかりと伝わってることがスゴイ!(2)ぐるぐる回るカメラワークはハエになった気分。(3)しかしあるシーンだけ固定のアングルになる!(4)原題は「IRREVERSIBLE(逆戻りできない)」(5)冒頭に「カノン」のおっさんが出てくる!(6)音楽がダフパンの人!(7)ナゾ解きの構成にびっくり!仕込みがけっこう入ってる!(8)「時は未来を破壊する!」(9)フランス人の芸術に対する奥深さを思い知った。日本でこれを作ることは無理っしょ!(10)踊っているシーンのモニカ・ベルッチはとても美しい。(11)えっ、ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチは夫婦だったの?

以下解説です。

暴力により破壊される恋人たちの悲劇を逆行する時制で描いた衝撃作。監督・脚本・撮影・編集は「カノン」のギャスパー・ノエ。音楽はテクノユニット、ダフト・パンクのトマ・バンガルテル。出演は「マトリックス・リローデッド」のモニカ・ベルッチ、「憎しみ」のヴァンサン・カッセル。

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2006/02/04

カルネ/ギャスパー・ノエ監督(1994)

carne(1)これ探すのに一苦労。近くのツタヤになかったので近隣のツタヤに電話しまくり、5軒目でビンゴ!(2)「カルネ」と「カノン」は繋がっていて「キルビル1」と「キルビル2」みたいな感じ。だからできれば「カルネ」を先に観たかったな。(3)この監督は衝撃的な映像が好きなんだな。目をふさぐこと数回。(4)40分の短編だけど、濃いっすね。(5)やっぱり本作だけでなく、「カノン」で完結という感じ。この終わり方はないような。。。(6)「カルネ」とは仏語で馬肉のこと。そういえば高校の時に文化祭の打ち上げで居酒屋で馬刺しを食べてたら、クラスの女子から「馬の肉を食べるなんてヒドい!」なんて嫌味を言われちゃったな。「じゃあ牛や豚ならいいのか?」なんて切り返しはしませんでしたが、あのときの女子はこの映画は見ることもないだろうな。

以下あらすじです。

口を聞かない13歳の1人娘を溺愛する、馬肉店を経営する父。ある日、娘が月経になり服に血が付いている姿を見た父は、襲われたと逆上して、偶然一緒にいたと聞いた若者を殺しにいく…。衝撃映像で描いたカルトヒット作。

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2006/02/01

カノン/ギャスパー・ノエ監督(1998)

kanon(1)主人公が失業者で、娘が一人で、妄想癖で、ということで他人事じゃない。(2)銃を持ってからの妄想の爆発っぷりスゴイ!(3)やっぱりこの主人公は変態。でも自分が変態ではない、とは言い切れないか。(4)「人生は性欲だけだ!」とか「自分は男性器だ!」とか爆発フレーズが多すぎ!(5)ラストはかなり尾を引くね。言いたいことはソコか!なんて感じ。(6)ダウンタウンの松本さんが絶賛してましたが、「ごっつええ感じ」の不条理コントを彷彿させる。(7)ちょっと衝撃的な映像があったり、冴えないオヤジの顔ばかりなので、2度目に観るのはちょっと先にしたい。(8)監督曰く「原題の『Seul Contre Tous』は、日本では『カノン』というタイトルにされちゃったんだけど、気に入らなくて配給会社とケンカしちゃったんだ!」だって。原題(直訳)は「みんな私の敵」。そりゃあ喧嘩するよね。(9)本作はなんと「カルネ」の続編。この「カルネ」の話は次回。

以下あらすじです。

自ら経営する馬肉店を失った男(フィリップ・ナオン)はカフェの女主人(フランキー・パン)の愛人となり、女主人は妊娠。カフェを売却して片田舎へ移り、生活をやり直すことに。が、ちょっとしたいざこざから男は女主人の腹を殴りまくり、銃を手にパリへ舞い戻る・・・

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