2010/05/21

ワイルドマウンテン完結

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●ワイルドマウンテン8巻/本秀康

(1)VOL..1~4がひとつの話になっていて、VOL.5~VOL.7もひとつの話になっていて、VOL.8で完結。なんて感じ。

(2)VOL..1~4は結局。借りたレンタルショップで中古で売っていたのを買い、それ以降はアマゾンでお取り寄せ。

(3)作者の本さんは、ビートルズ好きで有名ですが、このラストはポール・マッカートニーの映画「ヤー!ブロード・ストリート」のオマージュとしか思えない。簡単に言うと「夢オチかい!」

(4)ユーモアと正義感のバランスが面白い。

(5)もうこのキャクターの世界に浸れないと思うとさびしいけど、本さんの新作に期待したいと思います!

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2010/05/14

別れた夫婦の自伝

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●「ある愛の詩」山下久美子+「秘密」布袋寅奏

(1)別れた夫婦がそれぞれ自伝を出すなんて他にあるかしら?おそらくお互いの自伝は読んでないだろうなー。

(2)両方とも面白いのですが、離婚した理由が微妙に違うのが微笑ましい。

(3)最初(2002年)に出版した山下久美子さんは離婚の原因はきっぱり今井美樹(本文では彼女という表現)と断言していて、次(2006年)に出版した布袋さんは、二股なんてしていないという言い訳。

(4)どっちも本人の気持ちだから正しいと思うけど、こういう時は男が弱いねー。

(5)この本をきっかけにBOOWYを久しぶりに聴いたのですが、、「チンピラさ加減」と「大衆性(ポップミュージック)」と「イギリスのポップミュージック」の3要素を良い塩梅にブレンドしたところがミソだったんですね。後期は「チンピラ」がやる「大衆音楽」にヤンキー達がこぞってはまった感じがしますけどね。

(6)不思議なことにこの二人は共に愛娘話をブログで披露。

(7)自伝ではないけど、小西康陽さんの夫婦は両方ともHPでほぼ毎日日記のようなことを開陳していますね。

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2010/01/08

芥川賞候補に!

なんと「老人賭博」松尾スズキが芥川賞候補に!詳しくはこちら

不景気をぶっとばすために、選考委員の皆様、是非芥川賞に選んでください!

私も推薦します!サイコーに笑えて、人生は何かということを語っていて、

そして最後のオチも素晴らしい!

これを読んでから、身の回りの些細なことすべてを賭け事にしたい衝動に駆られてます!

以前このブログで紹介した文章はこちら

このページで5ページほど立ち読みできます。。。

続きを読む "芥川賞候補に!"

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2009/09/02

笑いがとまらない。

61gvbrvsb5l (1)松尾スズキさんの作品はそんなに観たり、読んだりしていないけど、妙に気になった「老人賭博」を読了。

(2)設定も筋書きも全部コント仕立て。エンディングは意味深。

(3)電車で読みながら爆笑。こんな小説が読みたかった。

(4)映画化はないだろう。なぜなら登場人物すべてが松尾スズキの分身だから。

(5)最近モヤモヤがずっと続いてる人向け。生きるヒントがあるかも?というか人生全部かけごとにしちゃえば、楽しいのかも?

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2009/01/26

中村うさぎ恐るべし!

(1)この豊田道倫さんのブログを読んで興味を持ったので、図書館で新潮45「秋葉原通り魔殺人事件-なぜ男には敵が見えないか」を手にとって読んでみた。

(2)中村うさぎは、週刊文春の連載ではブランド浪費癖で、整形マニアで、ホストクラブ通いで、クレイジーなイメージしかなかったけど、今回の原稿を読んでその視点の鋭さに驚いた。

(3)無差別殺人は女でなく、かならず男である。何故男(の一部)は無差別殺人をするのか?というのが本原稿のテーマ。

(4)自殺癖の太宰治とエヴァンゲリオンとこの秋葉原通り魔を比較している。

(5)最後の締めが強烈。ジョン・レノンも批評するとは!

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2007/11/18

次々と刺されまくる

41t4yaykqdl_aa240_ ●オートフィクション/金原ひとみ

過激な描写で興味を引き付けつつ、伝えたい事をぐさりと刺す。村上龍に手法が似てると思った。●ギャルが自分の性器と会話し始めてケンカしたりなんかして、アホな描写だなーと思ったら、アホ作家が自伝的小説を書くなんて二重構造になっている!●そんな構造論よりも恋愛と表裏一体の嫉妬や悪意をギャル視点で語るくだりに鳥肌!●アホ作家、音楽オタク、監禁魔とオトコ性のメタファーが次々と刺されまくる。●どのチャプターも主人公ギャルがプチっとキレるところがクライマクッス。そのキレ具合がだんだんエスカレート&癖になり、水戸黄門の印籠のようなカタルシス!●かなりの確信犯とみた。かなりヤバイ!

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2007/07/19

狂いのすすめ?

31sv5whssl_aa240__1 ● 「狂いのすすめ」ひろ さちや
◆タイトルだけで掴みはOK!◆しかし内容は狂ってはいなくて、というかほとんどが坊主の説教。というか作者は本当の坊主。◆世間が狂っているんだから、人も狂っているぐらいがちょうどいい。それぐらいの意識を持てよ。というのがタイトルの意味。それから心の持ち方について色々有難い説教。◆タイトルからは島田雅彦的世界を想像したけど、内容は全然違いましたな。◆まぁちょっと心のよりどころがグラっとしている時には気休めになるかも。◆ワタシのオヤジと同じ大学、同じ専門、同じ年齢ということで、オヤジからの説教ということで受け止めることにしました。生きてたら同じ事言ってたかな。

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2005/11/12

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~/リリーフランキー

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(1)エヴリ・リトル・シングの「ノスタルジア」という曲があって、これをはじめて聴いた時に近い衝撃。(2)プラウド・トゥ・ラヴ・マザー!を全編に渡って大プレゼン!(3)人を泣かせるよりも、笑わせることの方が難しいと言う人がいましたが、両方できるリリー・フランキーさんはスゴイッすね。(4)濡れた語り口調が後半になるに従って更に強力になってくる!(5)で、堪らず号泣!(6)と、なんとか冷静に感想を書こうとしたけどダメ!(7)ダレでもいつかは体験する親との死別。そんなこと想像したことないし、したくないけど、いつかはやってくる!ことをホントに実感。(8)読後の異常な興奮状態にあてはまる言葉がない!言い得て妙という書評が全くない!(9)最近朝日新聞の日曜版に掲載される本の売り上げトップ1をずっと独走している!(10)この装丁はよくないと思う。というかこの帯ヒドイね。


出版社 の内容紹介(なんじゃこりゃ?)

読みやすさ、ユーモア、強烈な感動! 同時代の我らが天才リリー・フランキーが骨身に沁みるように綴る、母と子、父と子、友情。この普遍的な、そして、いま語りづらいことがまっすぐリアルに胸に届く、新たなる「国民的名作」。『en-taxi』連載、著者初の長編小説がついに単行本化。

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