2010/04/23

言葉にならずに笑った朝、それぞれの道を歩いてた「君と僕」

●「君と僕 2010」東京スカパラダイスオーケストラ

(1)スカパラのデビュー・アルバムの最後の曲として、アコーディオンと口笛のみで演奏していたのがオリジナル。だから1990年が初めて発表された年。

(2)4年後の1994年にシングルのカップリング曲としてドラムとベースのリズム隊も含んだアレンジで再レコーディング!タイトルは「君と僕 94秋」

(3)オリジナルから20年後、リアレンジとしては16年ぶりにを再レコーディング!タイトルは「君と僕 2010」

(4)今回は斉藤和義さんのヴォーカル入りヴァージョン!歌詞はもちろん谷中さん!

(5)20年前のヴァージョンも、16年前のヴァージョンもリアルタイムで聴いたけど、今回のもイイネ!歌詞もアレンジも!

(6)↑YOUTUBEでお試しくださいませ。

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2010/04/09

空気感

●キングス・オブ・コンビニエンス ライブ 2010年4月6日 心斎橋クアトロ

(1)仕事の出張にからめて大阪で、Kings of Convenienceのライブ観戦。大阪のライブのノリって好きなんですよね。

(2)「Kings of Convenience」は直訳すると「便利さの王様たち」マイク2本とアコギ2本でライブができるから、というのが由来。

(3)2006年の来日は観れなかったので4年待ちました!

(4)クラシック・ギターで伴奏を、リバーブをかけたフォーク・ギターでリードのフレーズを爪弾き、数曲はピアノでリードのフレーズを絡める。二人だけでもこんなにいろいろなアレンジができるんだなーと驚嘆。

(5)巷ではノルウェイのサイモン&ガーファンクルと言われてますが、ルックスはチャゲ&飛鳥風、ハーモニーはサイモン&ガーファンクル風、やんちゃさ加減はフリッパーズ・ギター風!ノッポ眼鏡のアーランド君の芸人魂はジョナサンリッチマンの域!

(6)アーランド君は、フィンガースナップやコーラスや踊りを強要したりしますが、アオリ方がオモシロ・スゴイ!

(7)二人ともソロ活動している位なのだから当然なんだけど、ギターも歌も数曲披露したピアノもとっても上手。

(8)最後の挨拶「See You Next Time!」という言葉を信じて、次回来日も期待して待ってみよう。

(9)アルバムなら最新作の空気感がウェットでオススメです。

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(10)ひとつだけ残念だったのが、2009年ベストにもとりあげた最新作のアルバムの最後の曲「Scars On Land」を演奏しなかったこと。次回は頼むよ!※↓このYoutubeで視聴できます。

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2010/04/06

ゆらゆら帝国解散について

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(1)ゆらゆら帝国のホームページの解散コメントを読んで、その理由がストンと理解できた。

(2)「空洞です。」というアルバムがホントに素晴らしすぎるのだ。

(3)フィッシュマンズが「空中キャンプ」「ロング・シーズン」「宇宙・日本・世田谷」の3部作で徐々に独自の世界を濃く彩ったのに比べて、ゆらゆら帝国は「空洞です。」というアルバムで他には行くことができない世界に行ってしまったのだと思う。

(4)ライブが観れなかったのが非常に残念。以前書いた「空洞です。」について文章を再掲させてください。

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◆空洞です。/ゆらゆら帝国

●「Happiness Is Warm Gun」というビートルズの曲がある。ウォーム・ガンとは射精した後の男性器のことって言うから、幸せってそういうことなのかって思った。

●「空洞です。」というタイトルの本作も同様のことが言いたいのかなって思った。

●雑誌ではトリップしてから現実に戻った感じを表現したって書いてあったけど、どちらにしてもその後の空虚の世界のことだ。

●正直言って、こんなに力を抜くことに全霊を注いでいる作品を聴いたことがない。

●冒頭のサックス・ソロしかり、シングル曲の「美しい」の歌詞しかり。全編に渡るトレモロ・ギターしかり。

●空虚であることを自賛しているのでなく、「空虚であることを楽しむ術をプレゼンしている。」

●フィッシュマンズ「空中キャンプ」と同じ位の強度だ。当然ながら目指す世界は違っているけど。

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2010/04/02

カノジョとカレのもの?

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「Volume 1」SHE & HIM

(1)この映画の主人公の女の子が音楽ユニットをやっていると聞き、アマゾンでアナログレコードをおとり寄せ。

(2)なんと!外聴き用にMP3ダウンロード・クーポンのおまけつき!ラッキー!アメリカ人は親切ー!理想的なプロダクト!

(3)内容も素晴らしい。森高千里が全編ドラムを叩きまくるアルバム「ペパーランド」のおちゃめさにちょっと似ている!ちょっと思い出したんだけど「ペパーランド」はもう18年前の作品。聴きなおしたくなりました。

(4)このユニットは女優がちょっとレコード作りました。というノリではなく、カバー2曲を除いて、このゾーイ・デシャネルちゃんが作詞、作曲をしていて、この娘は相当ポップス好きとみた!

(5)この曲なにかに似てるなーと思ったら、ジョージ・ハリスンの「マイスィートロード」。映画の役ではリンゴ好きって言ってたけど、ホントはジョージ好きだったのか!

(6)ニューアルバム「Volume Two」も最近でました。なんとNRBQのカバーもあったり、いいノリです。この曲などビデオも面白くてオススメです。

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2010/03/10

これからの音楽【4】

前回から続き

(14)まず、名刺代わりに数曲インターネットで発表する。まずは自作曲を誰でも聴けるようにする。マイスペースにページを持てば簡単に実現できる。それからレコード会社というパトロンに頼らず、自腹でレコーディングしてCDを作る。えっそんな予算ない?だったら仕事をすればいい。ボーナス2回分あれば録音できるだろう!えっ?仕事していたら、曲を書けない?それだったら音楽家をやめればいい。みんな素人はそうやっている。その次は、その作ったCDをライブ・ツアーをしながら売り歩けばいいのだ。値段は自分で決定できる。自分で販売枚数を予測して、リクープできる単価にすればよい。ライブ・ツアーで買えなかった人はアマゾンで買ってもらえばいい。そして全国のツタヤや図書館に置いてもらって、どんな人でも聴いてもらえるような環境を作ればもっといい。

(15)そもそも本は文章芸術作品で、CDも音楽芸術作品。両方とも図書館に置いてもらって普及することをやれば良いのではないか?どうしてこんな事ができないだろうか。レコード会社は著作隣接権なんて訳わからない権利を主張する前に、普及することをもっと考えるべきだ。

(16)音楽は伝えること、聴かせることに目標に置くべきだと思う。そうでないと作品がかわいそう。リクープが目的である流通の仕方では音楽家も作品も浮かばれない。

(17)小沢健二さんの2010年春のコンサート・ツアーはこのCDが売れない時代の音楽の活動として、レコード会社の援助をもらったレコ発ツアーではなく、ツアーそのものが芸術活動として成立することを目標として掲げている。スゴく興味深い試みだ。

(18)ラブ・サイケデリコの人はインタビューで「CDがなくなっても、仕事をみつけて生活しながら音楽をしたい」と言っていた。そもそも音楽とは、そういうものだと思う。いや、音楽家という者はそう思って活動していて欲しい。

(19)音楽産業に関わっている人々は産業構造が壊れ、自分達の仕事が無くなるのが怖れ、こんなことを発言する訳がない。よもやその中に産業構造自体を変えようなんて思う人がいるハズもないだろう。しかし時代は変わる。そのうちここに書いているこを判ってもらえる日が来ると思う。

【おしまい】おつきあいありがとうございました。

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2010/03/06

これからの音楽【3】

前回の続き

(9)この疑問に答えられる人はいないはずだ。だってCDが3,000円、音楽配信が2,000円という値決めに理由がないからだ。CDの値決めなんて、レコードと同じ位収入が欲しいと欲張ったレコード会社の勝手な都合だろうし、邦楽(3,000円)と洋楽(2,000円)の値段の差の理由をきちんと説明できる人がいないのも同じ。

(10)もう一つ疑問提起を。映像付きの音源ならYOUTUBEでタダでフル尺流すけど、どうして音源のみのストリーミングをタダでフル尺流すのはダメなの?ダレか素人に理路整然と説明できる人がいますか?「映像付きの場合は、広告モデルとして収入が入るから、映像付きの場合はタダでフル試聴をできるんだ」なんて回答しようものなら、「みんなYOUTUBEで聴いてる時に広告なんて見てないよ!」と、秒殺されるのがオチ。

(11)そんな理不尽なことばかりの馬鹿馬鹿しい現実に、そもそも消費者が気づいたのではないのだろうか?ボクはネットの無料ダウンロードはやってないけど、恐ろしい程に無意味な値付けに怒りを覚え、無料ダウンロードやCDコピーを利用している人が多いのではないだろうか?

(12)また、音楽雑誌こそジャーナリストと自負するなら、この意味のない値付けや理不尽な音楽業界のやり方に怒りを向けるべきだ。レコード会社の広告など頼りにせず、音楽文化を広める独自の視点で、この状況を語るべきだ。広告をとるのを止めて、紹介するアーティストを絞り、無駄なページを止めて、販売価格をそんなに上げずに続けていくことを模索すべきだろう。もうバブルは終わったんだ。そんな時代に広告モデルの音楽系WEBサイトに質とスピードに勝てるとでも思っているのか?

(13)もし、「レコード会社」や「音楽雑誌」や「CDショップ」が廃れた(!)時に、音楽家はどうやって活動をすべきなのだろうか?ボクはその答えをおぼろげに持っている。

■次に続く

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2010/03/03

これからの音楽【2】

前回の続き。

(5)そもそも録音作品の商品としての価値が落ちているのもCDが売れない原因の一つだと思う。確かにレコード(モノラル)→レコード(ステレオ)→CD(ステレオ)→CD(バイノーラル。立体化!)の流れでも判るように、録音物としての進化がある時期までは続いていた。音質(クオリティ)が上がったり、ノイズが減ったり、90年代ぐらいまでは、作品の価値とは別に録音作品としての商品価値がCDにはあったと思う。その証拠に90年代ぐらいまでは最高なクオリティで音楽を聴くというステレオ・オタクが大勢いたではないか!今も居なくなった訳ではないと思うけど、増えているとは到底思えない。

(6)ステレオ・オタクは減っているかもしれないけどレコード会社は、どうしてSHM-CDやBlu-spec CDのような高音質といわれるディスクは何故新作には使わずに、リイシューのみに使っているのだろうか?何枚も同じタイトルの旧作CDを買わせるため?そんな疑問を持ってしまう人も多いのではないか?

(7)つまり高音質ディスクが新作に使われていないように、録音作品に芸術性、娯楽性、商品性と3要素あるとしたら、CDの商品性という価値が著しく低下していると思うのだ。提供側も高音質での提供をしたがらないし、購入者側もiPodやケイタイで音楽を聴く時代。作品の価値とは別の世界で、商品の価値としてはディスクとしての形の必要性も薄れている。音質もiPodなんて128kbpsのエンコードが一般的て、CD並みのクオリティが絶対に必要!という人は少ないのが現実ではないだろうか。そんな高音質よりも手軽さが優先される世の中になってしまったのだ。最近ではツタヤでレンタルしてiPodにリッピングしておき、リビングではPCで聴いて、外出先ではiPodで聴くというのが一般的にな音楽鑑賞のスタイルになっているのではないか?

(8)そして、このやり方なら我が家の近くのツタヤでは、新作も旧作もアルバムを200円で借りることができるため、アルバム1枚200円で家でも外出先でも聴くことができる。CDを買ったら3,000円、音楽配信で買ったら2,000円。入手方法に関わらずPCで聴く分にはどれも同じクオリティ。どうしてこんな価格差が起きるのだろう?

■次に続く

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2010/02/26

これからの音楽【1】

(1)「CDが売れない、売れない」といろんな所で言われてる。CDの売上トータルが年々減少しているという報道もある。音楽雑誌ではインターネット・ダウンロードやコピーCD等の無料で音楽を聴いていることに警笛を鳴らす。「お金を払わず音楽を聴いてるとポップ・ミュージックという文化が廃れるよ」と。

(2)しかし、そもそも「ポップ・ミュージックという文化が廃れる」のではなく、「レコード会社やレコード会社の広告費をあてにしていた音楽雑誌やCDショップが廃れるのであって、ポップ・ミュージックという文化が廃れるのではない」んじゃないかとボクは思う。

(3)そもそも音楽はそんな産業のために存在するのでなく、人間の根源的な文化の一つにあると思うからた。だからCDが売れなくなると言われる昨今も、フェスやライブハウスやクラブで音楽を楽しむ人は減っていないのではないだろうか?

(4)もしレコード会社や音楽雑誌やCDショップがなくなったとしても、ポップミュージックは無くならないと思う。だってインターネットで録音作品を発表すれば、全世界の人が聴くことができるインフラがあるのだから。100年前の音楽家達なら絶対タイムスリップしたいと思うぐらい今は恵まれている時代にいると思う。

■次に続く

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2010/01/17

オリラブ!

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久しぶりにオリジナル・ラブのライブ(渋谷クアトロ)に観に行きました!

以前観たカーネーションの4ピース編成のライブがかなり良かったんですけど、オリジナル・ラブの4ピース編成のライブもかなり良かった!ガレージっぽさが出ててレッド・カーテンが復活したのかと思っちゃっいました!

(1)デビューしてもう20年選手のオリラブ。当然観客もアラフォー世代。
(2)アラフォーだけど異常な盛り上がり!
(3)田島貴男がエルビスに見えたり、オカムラちゃんに見えたりとテンション高っ!
(4)ロック、ソウル、ラテン、スパイ、ポップスとホントにジャンル広っ!
(5)今日のトップリストは「The Best Day of My Life」「LET'S GO!」「接吻」の3曲。
(6)アレンジはドラムとベースとちょこっとギター。
(7)そのミニマムな編成が異常にかっこいい!
(8)4ピース編成でこんなに色んなリズムやアレンジができるのか!って思った。
(9)新曲もシンプルなリズムでシンプルなメロディ。
(10)一点苦言を言わせてもらえれば、ヒックスビル小暮さんのギターがひどかった。。。残念

ちなみにボクとオリジナル・ラブのつきあいは↓

(11)学生時代好きだった女の子がオリジナル・ラブのファンだった!
(12)初ライブは91年頃のブラン・ニュー・ヘヴィーズとの対バン・ライブ!
(13)初めての海外旅行。機内放送で緊張しながらオリラブの「ヴィーナス」を3回聴いた。
(14)ファースト~5THアルバム「レインボウ・レイス」はかなり聴いた!
(15)その後沖縄系やエスニック要素も入り、しばし休憩。
(16)変態アルバム「L」と「ビッグクランチ」で再びはまる!
(17)2回目のライブは2000年の「ビッグクランチ」のツアー!
(18)その後変態系邦楽になり、またしばし休憩。
(19)メジャーとの契約が終わり、4ピース編成でライブ再開した情報を聞き再度注目。
(20)ということで今回10年ぶりにライブを拝見!

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2009/12/25

意外に男前なんだよな。

以下12月16日の田島貴男の日記から。ジョナサンリッチマン好きなんですね。なんとなくうれしい!

2009.12.16(水)               文:田島貴男

夜中になにか音楽を聴こうと思ってiPodのリストをぐるぐるやる。
ぼくのiPodは160G bite入るやつで、
めちゃくちゃに曲を入れているからもうわけが分からなくなっててさ。
音楽を探そうとしてもレコード棚をじっくり眺めるわけじゃないから、
なんか目がチカチカしてくるんだよな。
夜だからあまりラウドなものは聴くテンションじゃないし、
とか思いながらリストをぐるぐるやっていると、
ジョナサン・リッチマン・アンド・ザ・モダンラバーズのアルバム
"Summer Morning"が目に留まった。
一曲目になにか中国だか台湾だかの民族音楽みたいな不思議な曲が入っているやつだ。
全編アコースティックでオリエンタル風な民族音楽のような
オールディーズっぽいロックンロールのような、
なんともいえない彼らならではの音楽をやっている。
でもただデタラメに音楽をやっているわけじゃなくて、
やっぱりすごくアーティスティックな音楽なんだ。
聞いた話では彼はいかに小さい音でロックンロールをやるかを考えていたらしい。
モダンラバーズは二十歳の頃アルバイトしていた中古レコード屋で知って
それ以来大ファンだ。
キャラクターがとぼけたようないい味があってさ。
映画「メリーに首ったけ」でベン・スティラーが失敗したりして落ち込んだときに、
なぜか木の陰からジョナサン・リッチマンが現れて
失恋の歌を歌いながら変なギターを弾くんだ。
意外に男前なんだよな。

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